やさい塾とは
僕が八百屋のオヤジになって30年になります。
その間、僕はずっと思い続けてきました。
もっともっと、みんなに野菜のことを知ってほしいなあと。
そして、5年前にようやくその思いが形になった。
それが「やさい塾」です。
この「やさい塾」には大きな一つのテーマがあるんです。
それは、「野菜の見方」を正しく理解してもらうということ。
というのは、一般に野菜について語られていることのなかには、
間違っていることもたくさんあるから。
たとえば、「トマトの旬は夏」。これは、正しいと思いますか?
僕の持論では、その植生から説き起こすとトマトは「春」が旬なのです。
僕が毎日野菜を見て、さわって、食べて感じている事実に基づいた
「野菜の見方」を伝えてゆくこと。
それが、僕が「やさい塾」でやっていきたいことです。
内田 悟
「やさい塾」—2時間の講座内容は
【1】お話
内田流野菜観の原点である「野菜の旬」の話を軸に、「野菜の歴史」「現代の農業の現状と問題」、そして、八百屋歴30年内田悟ならではの「野菜のメキキ方法」や「旬野菜を味わいよくいただく調理のコツ」など野菜にまつわるお話を、熱く楽しく、ときにすべるジョークも交えておしみなくお伝えします。
内田節でこんな話が飛び出します…
「野菜は、丸いものを選ぶんだよ」
「野菜の緑は淡い方がいい」
「じゃがいもは、でこぼこしたものがいい」
「まず、旬野菜を食べるところから始めよう」
「腐る野菜ではなく、枯れる野菜がいいんだよ」
「大きさより、重さが大事」
【2】「旬野菜のワンプレート料理」でリラックスタイム
季節の旬野菜をふんだんに使い、内田流調理技をほどこした7〜8種類の料理をワンプレートにして召し上がっていただけます。野菜だけでどこまで味を出せるのか? という一点にこだわり続けて30年。日々、野菜調理の技の探求に余念ない内田悟の「とっておきの旬野菜料理」を心ゆくまで楽しんでください。
【3】築地御厨の野菜もご購入いただけます
築地御厨が応援し、また内田悟の野菜観のベースでもある「自然栽培」の野菜を中心に、これぞ!といえる内田悟がすすめる味わいのよい旬野菜をお求めいただけます。(種類は限られておりますこと、ご了承ください)