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一流シェフのための青果店「築地御厨」
旬を大切にし、自然に息づく安心安全な野菜をお届けいたします。
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【11月のやさい塾メニュー】錦繍のワンプレート

こんにちは、スタッフみやこです。
秋もいよいよ深まってきた11月のやさい塾のメニューは、

「錦繍のワンプレート」

ミネストローネを囲むように置かれた秋野菜と、冬の走りの野菜たち。
錦の紅葉のような一皿です。

まずはミネストローネから仕込みます。

ポイントは野菜の大きさを揃えること。
実際の大きさというより、見た目、感じを揃えます。
赤くて目立つにんじんは気持ち小さめに、

そして、キャベツやかぶなどはちょっと大きめに。

キャベツとかぶはそれぞれさっとゆでておきます。

じゃがいもも水にさらしてから、煮たてないようにゆっくりゆでます。

こうした煮崩れしやすい野菜は別々にゆでて、
それぞれに合わせた火の入れ方をしてゆきます。
手はかかりますが、この繊細な作業が仕上がりの味に表れるんですね~。

他にもたまねぎ、セロリなどの香味野菜も角切りに。

ここで、キャベツの角切りの仕方をご紹介しますね。
まずは、横半分に切って

こうやって上からまとめて、切ります。
さらに直角に包丁を入れて、角切りにします。

まるごと1個買ったときしかできませんが、
こうすると楽に切ることができますよ。

さて、下ごしらえができたので、作ってゆきましょう。
まずは寸胴鍋に水(あればベジブロスも一緒に)を用意しておきます。
フライパンでにんにくと香味野菜(玉ねぎ、セロリ、にんじん)をしっかり炒めます。

よく炒まったら、寸胴鍋に移します。
同じフライパンで、薄切りにしたマッシュルームを炒め
こちらも寸胴鍋に移します。

しばらく煮たら、キャベツとかぶを加えます。
さらにトマトジュースを加えて
味が出るまで煮出してゆきます。

味を見てスープがおいしくなったら
じゃがいもを入れ、塩こしょうで味を調えます。

「うん、おいしくできた!味を見てみて」と満足気な内田さんです。

スープの回りに添えるあしらいのゆで野菜たち。
かぶ、モロッコいんげん、そして走りのブロッコリー、カリフラワー。

大根は皮をむいて、輪切りにしてからゆでます。
それからオリーブオイルでソテー。

じゃがいももゆでてから色よくソテー。

いつも大人気のれんこんチップです。
れんこんも先にゆでてから、スライサーで薄く切ります。
そして低温の油でじっくり揚げます。

じゃがいもも、れんこんも一度低温でゆっくりゆでると
デンプン質が糖化し、甘みが増します。
ですので、先にゆでてから揚げたり、ソテーするとおいしいですよ。

今回大人気だった、ゆりねのピュレ。驚くほどクリーミー!
まずはゆりねをばらばらにして、オリーブオイルで炒めます。

お水とベジブロスを加えてさらに煮ます。
だんだん煮崩れてきましたね。

塩を振って、ミキサーにかけるとクリームかと思うような
濃厚なピュレのできあがり。
ゆりねのみで作っているとは思えない、深みのあるお味です。
今回、大人気の一品でした。

マッシュルームはカワイイ飾り包丁を入れてソテーします。

中まで真っ赤なにんじんは、切ってからしばらく干します。

今回はビールで薄力粉を溶いて衣に。

さくさくの仕上がりです。

こうしたあしらいの野菜はそのままいただいてもいいし、
スープに入れていただいてもおいしい。

最後にゆでた小松菜とパセリをスープに浮かべて。
錦の秋がつまった一皿、どうぞ召し上がれ!

やさい塾での内田さんのお話の様子はこちらに 続きます。