【やさい料理教室】秋野菜第3回、れんこん編!
こんにちは、スタッフみやこです。
やさい料理教室、秋野菜のフィナーレを飾るのはれんこんです!
左は一般的なれんこん、中国種のものです。
右は在来種系の水の子れんこんです。
在来種のれんこんはこ~んなに長くて
深く潜るので、栽培に手がかかります。
なので、生産量は多くないのですが、キメが細かく、加熱するとモチモチで煮物などに最適です。
今日はれんこんの扱い方からいろいろな調理法をご紹介してゆきます。
まずは、れんこんの目利き。
新鮮なものほど色を引きます。
皮のむき方、切り方、乱切り、縦切り、輪切り、さいの目切りなどの実演です。
走りと名残によって切り方も変えてみよう、水にさらす時とさらさない時の使い分け方など手元を動かしながら、どんどん語る内田さん。
調理法はゆでる、ゆがく、炒める、炒める、蒸し炒め、揚げるなどそれぞれにポイントがあります。
たとえば、揚げるとき。
ゆでてから揚げると、もちっとあまい仕上がりになります。
ここの実演は、れんこんチップ職人、日本一(!?)のスタッフ大ちゃんがしてくれました。
揚げる温度は160℃くらいの低温で、じわじわと。
この日は20分くらいかけていました。
大ちゃんはいつも子供の面倒を見るような感じでゆったりのんびり揚げています。
それが最大のコツなのかもしれません。
これ、めちゃめちゃおいしいです!
さて、各テーブルで実習です。
本日はれんこんと菊花の甘酢和えとれんこんのみそ煮を作ります。
もって菊とにんじん、かぶの葉とあえて。
色合いがきれいですね。
れんこんの味噌煮、どんな感じかな?
うわ~、おいしそうにできましたね!
そして、本日のピュレは紅芯大根のピュレです。
愛らしいピンク色!
ミキサーにかけるとやさしい桃色に。
大根の味をしっかり残しつつ、思いのほかクリーミーな味わいです。
すべてのお料理が揃いました!
内田さんが盛りつけのデモをします。
◎れんこんの菊花の甘酢和え
◎れんこんのみそ煮
◎れんこんのからしマッシュポテトサンドフライ
◎いろいろきのこのソテーのせ
◎れんこんチップ
◎かぶと紅芯大根のピュレ
◎れんこん団子汁
すりおろしたれんこんと大和芋、しいたけを練って揚げたもの。
表面はさくさく、中はもちっ、ふわっ。
ふわっは大和芋効果です。
◎れんこんごはん
角切りにしたれんこんと、切り干し大根、黒米入りです。
ごまをひねりながらふりかけてどうぞ。
さあ、各テーブルで盛りつけましょう。
何人かの方が恒例の盛りつけ大賞に選ばれました!
バランスが美しいですね。
賞品は自然栽培の大根です。
こちらは、紅芯大根のピュレがハート形でかわいらしいです。
復習のおみやげは水の子れんこん、もって菊、たまねぎ(さっぽろ黄玉)でした。
みなさん、3回に渡って秋野菜について実習してきましたが新しい発見はありましたでしょうか。
秋野菜は滋養にあふれ、夏の疲れをいやしてくれます。
これから寒さに向かいますが、元気に乗り切るためにも今のうちにお野菜で気力を蓄えておきましょう!
そして次回からはいよいよ冬野菜。
白菜、大根などの大物、ブロッコリーがテーマです。
どうぞお楽しみに~!