【やさい塾.tv】手間を惜しまず、筍の下処理に挑戦してみませんか
スタッフの大輔です。
暦の上では春なのに寒い日が続きますね。
春一番も一週間ほど遅れているそうです。
天候で春を感じられないなら、野菜で感じてしまおう!
今日は「筍」のご紹介です。
原産地は中国江南地方。竹に旬と書く筍は、旬を逃すと出会えない年に1度の味覚です。
少し下処理が大変ですが、味わいのよい筍を食べるために、ぜひ実践してみてください。
まず穂先を切り、両面の中央部に切り込みを入れます。
大きめの鍋に水、米ぬか、赤とうがらしを入れ、強火にかけ、沸騰してアクが出てきたらすくいとってください。
沸騰後は弱火で1時間程度ゆで、根元に竹串がすっと通ればゆで上がりです。
ゆで汁に漬けたままひと晩さまします。
つけておくことで更にアクがぬけます。
早速、ゆで上がった筍で調理をします。
今日は「筍のソテー」
水分量の多い走りの時期は油との相性が抜群です。
おすすめは筍どんぶりです!それでは調理スタートです。
まず下の固い部分を包丁でとります。
下の部分も固いので少しカットします。
切り込みに手を入れ皮をとります。
写真のように手で持って、ひねると簡単に皮がむけますよ。
穂先は少し固い部分をカットし、写真のようにスライスします。
厚さはお好みでカットしてください。
フライパンに菜種油をひき、強火で焼き付けます。片面が写真のような色になったら反対側を焼いてください。
両面が焼けたら、水(またはだし)3、醤油2、みりん2の割合で合わせたものをいれます。
筍とよくからめ、水分がある程度なくなったら出来上がりです。あまり炒めすぎると焦げてしまうので注意してください。
口に入れると筍の良い香りと、食感がたまりません。
そのままでお酒と一緒に、ごはんならどんぶりに。
色々な組み合わせを楽しんでください。