【2月のやさい塾メニュー】冬野菜と走りの春野菜たち(2)
さて、後半はいよいよメインの料理をご紹介します。
◎旬のハーモニー
・筍のソテー
・長ねぎのソテー
・原木椎茸のソテー
・れんこんチップ
・インカ芋のソテー
・プチヴェールのあしらい
・田神さんのほうれん草 黒ねりごま
・ゆりねのソース添え
ひとつずつ見ていきましょう。
筍のソテー
筍はぬかを加えた水でじっくりゆがいて、下ごしらえをしておきます。
スライスして、ごま油となたね油半々で色よく焼き、塩で味付けをします。
長ねぎのソテー
ななめ切りにして、粉をつけます。
こうするとねぎがばらけません。
オリーブオイルで焼き色をつけて、塩を振ります。
原木椎茸のソテー
椎茸はそぎ切りに。
なたね油で色よく焼いて、塩こしょうします。
強めの火で炒めると水分がでてきません。
バルサミコ酢とベジブロスを加えてじゅっと焼き上げます。
れんこんチップ
お酢を入れた水でれんこんを30分くらいゆでます。
ゆっくり低めの温度でゆでることで、でんぷん質が糖化して甘くなり、歯触りももっちりします。
スライスして、低めの温度の油でじっくりじっくり揚げます。
水分が抜けてくると泡が小さくなって、大きさも2/3くらいになります。
かりっかりっに揚がりました。
プチヴェールのあしらい
プチヴェールはキャベツの変種でアブラナ科のやさいです。
ゆがいてから、オリーブオイル、塩、ベジブロスでマリネします。
インカ芋のソテー
皮付きのままゆっくりゆでてから、
なたね油で片面のみかりっと焼き、塩を振ります。
田神さんのほうれん草 黒ねりごま
ほうれん草はゆがいてから水にさらします。
黒練りごま、塩、しょうゆ、煮きり酢と煮きりみりんで黒ごまソースをつくり、根元に添えます。
それぞれの野菜の火入れの加減、味付けを繊細に変えているので、食べるたびに驚きがあります。
冬の野菜から春の野菜へのリレー。
「おれたちがんばったな。君たちは一年の始まりだ。よろしく頼むよ。」
「よしわかった、まかせてくれよ!」
そんな会話が聞こえてきそうです。