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一流シェフのための青果店「築地御厨」
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【5月のやさい塾メニュー】春の名残と初夏の香り(1)

みなさん、こんにちは。スタッフのみやこです。

5月のやさい塾レポート、遅くなってしまいました。
申し訳ありません!

6月のやさい塾とまとめてレポートアップしていきます。

さて5月のやさい塾メニューをさっそく振り返ってみましょう。

【春の名残と初夏の香り】

◎初夏のトマトスープ ガスパッチョ風 香菜、みょうが、青唐辛子入り
◎自然栽培米のリゾット アスパラ風味 空豆とインカ芋入り
◎アスパラ、ヤングコーン、伏見とうがらし、たけのこ、絹さやのオイルマリネ
◎豆苗のおひたし

グリーンとイエローの組み合わせが美しい一皿ですね。
春の名残のほっこりとした温かさと、
初夏のさわやなか香りを封じ込めたようです。

それではどんなお野菜が使われているのか
ひとつずつ見ていきましょう。

何やら嬉しそうな内田さん。
そうです、大好きな北海道のアスパラが今、届きました!
今日のやさい塾のために富良野から取り寄せたものです。

今年は気温が低かったので、やっと出てきた走りのアスパラです。

まずは愛おしそうにじっくり観察します。
切り口の形はまん丸。

そして、穂先はふっくら、はかまの形もきれいな正三角形。

みなさんも一緒に内田流目利きポイントを見てみましょう。

丸い切り口と、

ふっくら穂先、正三角形のはかま。

やっぱり、愛おしい気持ちになりますね!

今日は他にも、いろいろなアスパラが店頭にありました。
参考までにご紹介しましょう。

・グリーン(北海道富良野産)
・ホワイト(北海道産)
・紫(長野県産)
・細アスパラ(北海道産)

アスパラは切る前は水にしばらくつけて、手当てします。
こうすると皮もむきやすくなりますよ。

半分に切って、上はオリーブオイルでソテー、
下は乱切りにしてリゾットに入れます。

上半分の切り口も、口当たり良く、美しくなるように
ピーラーで丁寧に整えます。

野菜たちも大切に扱われて気持ち良さそうです。

オリーブオイルとにんにくで色よく焼き付けます。

今日は北海道の走りのアスパラなので、ソテーに。
走りは水分量が多く、油との相性がいいのです。
これが名残になると水分が減るので、水を少量加えながら
炒めるのがおすすめです。

こちらも走りのヤングコーン。
ヤングコーンは成育途中のとうもろこしを間引いたものなんですよ。

2.3枚皮を残したままゆっくりゆでると、
風味が逃げずジューシーに仕上がります。

筍はゆでて皮をむき、丁寧に包丁で整えます。

みとれてしまうような仕事ぶりです。

今日はごま油でソテーします。
盛りつけるときに、しょうゆとみりんを煮詰めた汁をかけて、
照り焼き風にしてお出ししました。

伏見とうがらしです。このパンチのあるビジュアル、夏を感じますね。

竹串で穴を空けてから、

菜種油で炒めます。
ゆっくりあせらずにきれいな焼き色をつけていきます。
火がある程度通ってきたら塩をして水をじゅっと。

葉たまねぎは長い葉の部分をカットします。
カットした葉は長ねぎと同じように使ってくださいね。

弱火でじっくり焼きます。

絹さやはゆでてから、オリーブオイルでマリネに。

「今日は油を全部変えよう!」と内田さん。
野菜によって、オリーブ油、ごま油、菜種油と変えて
繊細な風味を楽しんでいただけるようにしました。

豆苗のおひたし

こちらは豆苗、エンドウ豆の苗です。
くるくると巻いたつるがカワイイ。
ぐいぐい生命力を感じますね。

と思ったら神津島の露地物だそうです。なるほど!

しゃきしゃきの歯応えにゆでます。
ざるにあげて余熱で火を入れます。
旬のものなら水にさらさなくても色が飛びません。

漬け汁を作ります。
昆布だしを600cc、
しょうゆ、みりん、酒 各60cc
最後にごま油を回し入れ、塩をひとつまみ。

豆苗と漬け汁が同じくらいの温度になった時が漬け時です。

後半は初夏のトマトスープと、自然栽培米のリゾット アスパラ風味を
ご紹介します。つづきはこちら!