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一流シェフのための青果店「築地御厨」
旬を大切にし、自然に息づく安心安全な野菜をお届けいたします。
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【3月のやさい塾メニュー】野菜のア・ラ・カルト ナージュ仕立て

3月のやさい塾のメニューは「野菜のア・ラ・カルト ナージュ仕立て」でした。
ナージュとはフランス語で「泳ぐ」という意味です。
スープの海を野菜たちが泳いでいるようですね。

今回もたくさんの旬野菜を楽しんでいただきました。
ひとつひとつ一緒に見ていきましょう。

佐賀から届いたホワイトアスパラと、長崎のグリーンアスパラ。

ゆがいて、オリーブオイルと塩でマリネします。

旬真っ盛りの菜の花。こちらもゆがいて、今回は花の部分のみ使います。

いろいろな豆もでてきました。一気に春を感じさせますね。
絹さやはゆがいて塩をパラパラ。

空豆は静かに煮立つ火加減で。

グリーンピースはゆでてからひとつずつ丁寧に皮をむきます。

枝ブロッコリーもゆでてからオリーブオイルと塩でマリネに。

インカのめざめは最初にゆでてから、油で揚げます。
ほくほくです!

れんこんも先にゆでてからスライスし、
ゆっくりと時間をかけて揚げます。
パリパリです!

トマトは春が旬です、と内田さんが言い続けて早13年。

おしりに放射状の線が多いものがおすすめです。
さっとお湯に通して、湯むきします。

こちらは仕込んであったトマトフォンデュ。トマトを煮崩して作りました。
最後の仕上げにひとすくいかけます。

チンゲン菜花はゆでて。

筍はカットして色よくソテーします。

他にも彩りに、黄にんじん、青大根、紅芯大根、うどなど。
野菜の下に隠れていたり、スープの中に沈んでいたりと
一見見えなくても、見つけたときの驚きは宝探しのよう。

スープは白ワイン入りブイヨンがベースです。
水、白ワイン、フレッシュハーブ、香味野菜などを煮て
少し酸味があるブイヨンを作ります。
ちょうどぽかぽかした少し汗ばむような日だったので、
さっぱりした香り高い風味がマッチしていました。

そして、ここにカリフラワーをピュレ状にして合わせました。

そのクリーム色のスープの上に絵を描くように野菜を置いていきます。

デザートは「いちごのスープ仕立て」です。

自家製のいちごジャムを、赤ワインと水と一緒にミキサーにかけます。
赤ワインと水は同量で、火にかけてアルコールを飛ばしました。

最後にレモン汁をしぼってできあがり。

濃厚ないちごの香りにうっとり…。春のエキスがギュッとつまったデザートです。

ゲストのみなさま、春爛漫プレートはお楽しみいただけたでしょうか。

今日聞いた野菜の目利きポイントを参考に春野菜を楽しんでくださいね!