【2月のやさい塾】立春、春野菜がでてきましたよ!
まだまだ底冷えする寒さの中で行われた2月のやさい塾でしたが、
2/4の立春を控え、名残の冬野菜にまじって
春野菜が少しずつでてきましたよ。
旬の野菜を選ぶための《内田流野菜の見方8か条》
春野菜も交えながら内田さんが教えてくれました。
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《内田流野菜の見方8か条》
1 【形】丸い野菜を選ぼう
トマトや玉ねぎなら全体が丸いもの、
他にも上から見たり、下から見たり。
にんじんなら上からみて丸いものを。
2 【大きさ】大きすぎない。だけど、ずっしり重いものを選ぼう
走りのトマトで実感してみてください。
あ、ほんとだ~、見た目よりずしりと重い!
それは細胞が規則正しくちゃんと育っているから。
3 【色】葉の緑色が淡いものを選ぼう
こちらはこぶ高菜、長崎特産の伝統野菜です。
緑色が淡いのは、クチクラ層(植物性たんぱく質)という皮膜が
表皮を守っているから。自然に細胞分裂を繰り返した
緑色野菜には必ず形成されています。
4 【バランス】 形や葉脈が左右均等で美しいものを選ぼう
にんじんを縦に切ってみました。
きれいに左右に均等ですね。
小松菜の葉脈も左右均等です。
そして、なんとこの葉脈の形は根の形を同じだそうです。
5 【軸】胚軸が小さめで真ん中にあるものを選ぼう
こちらもにんじんで確認してみましょう。
軸は野菜の命を司る要、心臓部でもあります。
この部分が真ん中にあって、きゅっと締まっているものを選びましょう。
6 【ひげ根】ひげ根の跡がまっすぐに並んでいるものを選ぼう
規則正しいリズムでひげ根が並んでいます。
7 【芽・子室】 次世代につながる生命力のしるし
=根・芽・子室の数を確認しよう
トマトの種、ぎっしりつまっています。
8 腐る野菜ではなく、枯れる野菜を選ぼう
左は大根、右はにんじん。
見事な枯れ姿ですね。
いずれも自然のリズムで育った旬の野菜は
形に健やかさが宿っています。
そんな旬野菜満載のプレート、そろそろ準備が整いました。
お皿の上はもう春ですね~♪
内田家では、運動会のときにお野菜中心のお弁当を
内田さんが作って家族で楽しんだそうです。
みなさんも少し日差しがあたたかくなってきたら
旬野菜のお弁当を作って出かけてみませんか?