【9月のやさい塾メニュー】走りの秋野菜メニュー(1)
こんにちは、スタッフのみやこです。
9月のやさい塾は夏の名残野菜と、秋の走りの野菜たちが出てきました。
・かぼちゃの冷たいスープ
・水前寺菜の三杯酢
・青なすの味噌しぎ
・きのこご飯
・アボカドのサラダ仕立て
いろいろな種類のきのこや、かぼちゃが秋の訪れを感じさせます。
かぼちゃの冷たいスープ
かぼちゃは皮をむき、小さく切って、お玉一杯の水を入れた鍋で蒸し煮にします。
にんにく、たまねぎ、にんじん、セロリ、そしてつなぎ用のじゃがいもを
オリーブオイルでよくソテーします。
香味野菜は良く炒めることで味出しになります。
じゃがいもは全体の10%入れました。じゃがいものデンプン質がとろみを出してくれます。
大きな鍋に香味野菜、蒸したかぼちゃを入れ、ベジブロスと水で
味が出るまで、よく煮ます。
今回は大人数分なので、かぼちゃは蒸しましたが、
ご家庭では、香味野菜と一緒に炒めてから煮てもOKです。
ミキサーにかけ、さらに裏ごしにしたらできあがり!
飾り用に、皮つきのかぼちゃを色よく焼きます。
なめらかなスープとほくほくのかぼちゃ、両方の食感が楽しめますね。
まったく乳製品を使わなくても濃厚でクリーミーな味になりました。
きのこご飯
なんと、松茸入りですよ!
「秋の到来の一瞬を感じさせるものだから、ぜひ食べて欲しい」と内田さん。
洗わず、ぬれぶきんでやさしくふき、(これはすべてのきのこに共通です)
石づきを鉛筆を削るようにきれいに掃除してあげます。
スライスします。これは後ほどソテーして飾りにつかいます。
しいたけもスライス、しめじ、たもぎだけは手でさいて。
黄金色のたもぎだけは、いい香りがでますよ~。
だし汁でよく煮て、味をだします。しょうゆ、酒、塩で味付けして、ご飯と炊きます。
うわ~おいしそう!!
さて、先ほどの松茸はフライパンで空焼きします。
塩をふって、少量の水をじゅっと入れます。
こうすると松茸のうまみがもどって、ぎゅっと濃厚なお味になるのです。
スタッフの間でもこの食べ方が一番松茸の味と香りを楽しめるのでは!?の絶賛の声が。
鮮やかな赤万願寺唐辛子を添えて。おしゃれですね…!
水前寺菜の三杯酢
紫色がうっとりの水前寺菜。
石川では、金時草、沖縄でははんだまとも呼ばれています。
美しいですね。
茎は固いので、葉をつんでゆがきます
火を通すと残念ながら紫色はなくなります。
水にさらし、ざるに上げます。この時、しぼりません。
水が紫色になっていますね。
しょうゆ、みりん、酢、だしで三杯酢を作ってあえます。
そして、じゅんさい。
上に載せるのではなく、下にそっと入れて、小さなサプライズに。
「こういうのは、しのばせるのが粋なんだよ」と内田さん。
ねばねば水前寺菜のあとの、トゥルトゥルじゅんさい。
粋ですね~!
残りのメニューは、こちら に続きますよ。