【6月のやさい塾】いよいよ6月。5日は二十四節気「芒種」
さあ、初夏のやさい塾が始まりますよ!
最初にミクリヤマネージャーのしゅうまさんが本日の野菜を紹介してくれます。
アスパラ、レタス、五三竹、レタス、空豆といった春野菜たちの中でひときわ目立っているのがズッキーニやベビーコーンなど、走り(出始め)の夏野菜です。
このベビーコーンはとうもろこしを間引いたもので、ひげ根が青々としていてつやつや光っています。
ああ、ベビーなんだなと思わせます。
皮つきのままフライパンで蒸し焼きにすると絶品です。
ひげ根も食べられるんですよ。甘くておいしい。
しゅうまさんのオススメはひげ根をフライにすること。
こらからの季節、おつまみにぴったり♪ですね。
これらの野菜は最後におみやげに買ってかえることができます。
さて、次はいよいよ内田さんの登場です。
いつものように、農業の歴史、栽培法の話、旬には走り、盛り、名残があるんだよというお話がつづきます。
そして、一番覚えていただきたいこと、それはどんな栽培法(自然栽培、有機栽培、通常の慣行栽培)で作られていても、旬のものを食べることが何より大切だということ。
旬の野菜は、野菜自体にエネルギーがあふれているので、たとえ、肥料や農薬が使われていたとしても、必要とせず、あまり吸収しません。
本来の自分の力で育つことができるのです。
ここで、みなさまにそんな旬の元気な野菜のプレート を味わっていただきました。
旬の自然のリズムで育った野菜かどうかは野菜の形にあらわれています。
野菜自身が語っているのです。
それを8ヵ条にまとめた内田流野菜の目利き方を
具体的にお話していきます。
たとえば、ひげ根や筋が多いものをえらぼう。
それだけ、土の中に根を伸ばしていく力が強いという表れなのです。
とうもろこしの目利きポイントは、ひげ根がふさふさして、皮の筋目が多いこと。
そして、不思議なことに、ひげ根の数は実の数と一致しているんですよ!
この目利きの方法さえ、自分のものにすれば、あらゆる野菜の見分け方に応用できます。
さて、本日は、「将来は食のお仕事につきたい」そんなお客様が来てくださいました。
莉子(りこ)ちゃん、小学5年生です。
莉子ちゃん、印象に残ったお話はある?
「とうもろこしのひげと粒の数が同じということ」
「トマトの旬が3月だということ」
莉子ちゃん、好きなお野菜はなあに?
「トマト!」
のお返事に大喜びの内田さん。
「もうトマト全部持って行って!」
莉子ちゃん、この名残のトマトをおいしく食べてくれたそうです。
「こんな甘いトマトはじめて!皮は固くて味がある!へたのあたりは緑のにおい!」
と感想をいただきました。
どうもありがとうございます!
将来はみんなで莉子ちゃんのお店に食べに行きたいな。
楽しみですね、内田さん!
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◎やさい塾は毎月第一土曜日の14時~16時に行われています。
参加費は無料です。
◎やさい塾の野菜がご自宅でも楽しめます。
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