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一流シェフのための青果店「築地御厨」
旬を大切にし、自然に息づく安心安全な野菜をお届けいたします。
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【5月のやさい塾メニュー】立夏の香り

みなさん、こんにちは。

立夏を迎え、5月のやさい塾は走りの夏野菜がでてきました!

「立夏の香り」

・そら豆のポタージュ
・自然栽培のリンゴ酢の軽いピクルス
・アスパラとシェルのトマトフォンデュ 花クレソンを添え
・天然酵母のバケット 夏みかんのママレード

一品ずつ、ご紹介していきましょう。

◎自然栽培のリンゴ酢の軽いピクルス

名残の春野菜〈ホワイトアスパラガス、プチトマト、山うど〉
走りの夏野菜〈新しょうが、みょうが、きゅうり、ヤングコーン、ピーマン〉が入っています。

ヤングコーンはとうもろこしを間引きしたもの。
文字通り、若いとうもろこしのことですね。
このひげと実の数は一緒なんですよ。

指でさわって実が入っているすぐ上でカットして、ゆがいてから皮をむきます。
縦半分にカットしておきます。

ピーマンとミョウガはそれぞれ塩をして、軽く湯通ししてアクを取ります。

きゅうりは塩でもんでから、熱湯をまわしかけて下処理をします。
3~4cmの長さに切り、両端の皮を面取りし、ドラム形に整えます。

プチトマトは湯むきします。

ホワイトアスパラガスはピーラーで皮をむき、斜めにスライスし、湯通しします。

他には皮をむいて酢水にさらした山うどと、前日から甘酢に漬けておいた
新しょうがのスライスを用意します。

ピクルス液は白ワインと水を1:1で煮立たせ、お好みの量の粗製糖を加えます。
そこにお酢を2の割合の量を加えます。今日は自然栽培のリンゴ酢を使いましたので、
酵母を生かすためにも、一緒に煮立たせずに後から加えました。
塩で調味し、クミンを入れてスパイシーな風味を加えます。

ここに下ごしらえした、野菜を浸します。
これでお客様をお迎えするまで、しばらく漬けておきましょう。


◎そら豆のポタージュ

香味野菜をよく炒めて香りを出します。
分量はセロリ40g、人参40g、玉ねぎ100g、にんにく1かけです。
水を加えて煮込みます。

そら豆は皮つきで2.5kg(正味400g)用意します。
通常は切り込みを入れてゆでてから、ざるの上で冷ますのですが、
今日はきれいな緑色を生かすために、切り込みを入れず、
ゆでてから水にとって色止めします。

皮をむいて、フライパンでよくソテーしてから、スープに加えます。
少し甘みを出すために、ホワイトアスパラガスの下の部分も投入しました。

よく煮出してから、ミキサーにかけ、さらに裏ごししてなめらかな舌触りに。
豆のアクが出るので、最後までぎゅうぎゅう絞りません。
塩で味を調え、お酢を一滴垂らしてさらに味をしめます。

名残に入ったそら豆の濃厚な風味を楽しめます。

◎アスパラとシェルのトマトフォンデュ 花クレソンを添え

トマトを煮崩して作ったトマトフォンデュ、
今日のためにあらかじめ仕込んでおいたものです。
塩とオリーブオイルで味を調えます。

こちらは北海道から取り寄せたアスパラガスです。
穂先がふっくらし、はかまの部分もきれいな正三角形なのは
健やかに育った証です。
調理の直前まで水につけておくと、導管から水分を吸い上げてみずみずしくなりますよ。

グリーンアスパラガスの穂先はゆでて、仕上げのあしらいに。
下半分は斜め切りにして、トマトフォンデュに加えます。

シェルパスタをゆでて、パセリのみじん切りとオリーブオイルでマリネしておきます。

左は花クレソン、右はハマボウフウ。
両方ともあしらいに使いました。
クレソンの茎の部分は炒めて、アスパラと一緒にトマトフォンデュに。

◎夏みかんのママレード

千切りにした夏みかんの皮を3回ほどゆでこぼし、
水、白ワイン、30%の砂糖でじっくり煮ます。
最後にレモン汁をしぼって味をしめます。

これで準備が完了しましたので、いよいよ盛りつけに入ります。
トマトフォンデュをお皿に広げ、

シェルパスタ、グリーンアスパラガス、花クレソン、ハマボウフウをのせていきます。
筍のスライスもここで追加!

名残の春野菜と、走りの夏野菜を楽しめる
ぜいたくな一皿の完成です!