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一流シェフのための青果店「築地御厨」
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【12月のやさい塾メニュー】冬野菜のよろこび

みなさん、こんにちは。スタッフのみやこです。
2013年最後のやさい塾レポートをお届けします。

12月の野菜プレート「冬野菜のよろこび」

いつも丁寧に面取りをする内田さんですが、
今日は冬野菜のおいしさをそのまま味わえるように
あえて面取りをせず、野菜によっては皮もむきません。
そして、ひとつずつ火の通し方も野菜に合わせて変えてゆきます。

大根(1/2カット ふろふき)
にんじん(まるごとゆでてカット)
長ねぎ(丸太焼き)
あやめかぶ(くし切り、ソテー)
京人参(拍子切り、蒸し煮)
芽キャベツ(軽くゆでてからソテー)
大根葉(ゆでる)
れんこん(下ゆでして薄切り、ソテー)
白菜(ゆでてからロール状に丸める)
レトロトマト(くし切り)
湯葉巻き
黒米ごはん(手まりサイズに)
ベジブロススープ

白菜の上に乗っているのは何のソースでしょう?
ヒントは「こくがあって、ツンとする」です。
答えは以下の作る手順の中で見ていきましょう!

◎大根
大根は1.5cmくらいに輪切りにし、皮を厚めにむいてから、半分にカット。
水からゆっくりゆでてゆきます。
この時に粗製糖を一緒に入れると早く煮えますよ。
ゆであがったら、乾かないように煮汁に浸しておきます。

◎にんじん
にんじんは丸ごと、沸騰させず、ゆっくりとゆでてから
輪切りにします。

◎長ねぎ
切れ目を斜めにいれてから丸太焼きにします。

◎あやめかぶ
くし切りにしてからソテーします。
色よく焼き目がついたら、少量の水を入れて中まで火を通します。

◎京人参
拍子切りにして、蒸し煮にします。

◎芽キャベツ
軽くゆでてから半分に切り、軽く焼き色をつけます。

◎大根の葉
ゆでてから一口サイズに切りそろえます。

◎れんこん
先に下ゆでしておきます。お湯を沸騰させず、ゆっくりゆでると
デンプン質が糖化してうまみが引きだされますよ。
薄切りにしてソテーします。

◎白菜
白菜は真ん中のやわらかい部分を使います。
芯の部分は甘くておいしいですよね。
ゆでてから水を切り、ゆずの皮をうかべた薄めの塩水につけておきます。
こうすることでほのかな塩味とゆずのさわやかな香りがつきます。

これをロール状に丸めてゆきます。

きっちりきつめに巻くことがコツです。
お出しするときは、二つに切って切り口を上にして盛りつけました。

◎レトロトマト
春が旬のトマトですが、走りの走りのトマトが12月から入り始めます。
今シーズンの初トマト。今回はサプライズにと、プレートの一番下にしのばせました。

◎湯葉巻き
ゆばは重ねて巻き、一口サイズに切ります。

◎黒米ごはん
白米に黒米をまぜて炊き、手まりサイズに丸めます。

◎内田さん特製ソース
そして、最後は「こくがあって、ツンとする」内田さんの特製ソースです。
まず練りゴマを水でのばします。この時は白菜をつけた塩水を使いました。
(ご自宅では水でのばし最後に塩味を調整してくださいね)

そして、そこにわさびをすり下ろして、味見しながらお好みの量を加えます。
時間がたつと辛みが飛ぶので、この時は少し辛めに仕上げました。

答えは「わさびと白練りごまソース」でした!

おでんに辛子を添えるように、この日は白菜の上にちょこんとのせてお出ししました。
こくがあって、ちょうど西洋わさびのような風味で、好評でした!

そして、最後にこれらの冬野菜をまとめるのは、熱々のベジブロスです。

冬野菜の滋養たっぷりの一皿。身も心もほっこり温めてくれました。

みなさん、今年も一年間どうもありがとうございました。
来年も旬のお野菜情報を届けて参ります。
どうぞ良いお年をお迎えください。