【12月のやさい塾】冬の豊温スープ
こんにちは!スタッフみやこです。
とうとう師走を迎えました。
2012年、最後のやさい塾レポートをお届けします!
◎冬の豊温スープ ミネストローネ
◎野菜のアラモード
葉つきかぶ、大根のソテー、グリーンセロリ、インカいもの片面焼き、干しかぼちゃのソテー、
ブロッコリーとカリフラワーのオイルマリネ、れんこんチップ、セルバチコ
天然酵母のバゲット。スープの下にはターサイが忍ばせてあります。
マッシュルームのソテーとマジョーラムを浮かべて。
ミネストローネは11月のやさい塾でもお出ししました。
こまか~く切った野菜たち、
たまねぎ、にんじん、セロリ、にんにく、ポアロ、マッシュルーム、かぶ、キャベツ、じゃがいも、
たくさんの野菜が一体となった滋養溢れる一皿です。
よく煮出してから最後にオーガニックのトマトジュースでことこと煮てゆきます。
詳しいプロセスは先月のやさい塾レポートをごらんくださいね。
インカ芋の片面焼きです。
低温でゆっくりゆでたじゃがいもを、オリーブオイルで片面だけ色よく焼きつけます。
こうすることで、カリッとしっとり両方の食感を楽しめるんですよ。
かぼちゃは一ヶ月近く干しておいてものをソテーにしました。
水分が抜けてうまみも凝縮され、甘くて濃厚な味に。
かぶは実と葉の部分を時間差で湯に入れて、
それぞれちょうどよい歯応えに仕上げました。
大根はゆでてから色よくソテー。
マッシュルーム、今回の飾り包丁は横一文字に。
あったかいフライパンの上で、おしゃべりしているみたいですね。
れんこんチップ揚げ名人の大ちゃん。
今回もサクッサクッに揚がりましたよ~。何回食べても絶品です。
ターサイは水に放してから、ゆでます。
グリーンセロリ、カリフラワー、ブロッコリーも
それぞれゆでて、オリーブオイルと塩でマリネに。
さて、料理の下準備がすべて揃いました。
会場を近くの公民館にうつし、
2012年最後のやさい塾が始まりました。
今回は一年のしめくくりとして、毎回内田さんがお話ししている
「内田流やさいの見方」をまとめてご紹介しますね。
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《内田流野菜の見方8か条》
1 【形】丸い野菜を選ぼう
2 【大きさ】大きすぎない。だけど、ずっしり重いものを選ぼう
3 【色】葉の緑色が淡いものを選ぼう
4 【バランス】 形や葉脈が左右均等で美しいものを選ぼう
5 【軸】胚軸が小さめで真ん中にあるものを選ぼう
6 【ひげ根】ひげ根の跡がまっすぐに並んでいるものを選ぼう
7 【芽・子室】 次世代につながる生命力のしるし
=根・芽・子室の数を確認しよう
8 腐る野菜ではなく、枯れる野菜を選ぼう
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たとえば、丸い形。
かぶは下からみた姿が丸いものを。
ブロッコリーの軸は丸いもの。
バランスに関しては、たとえば、キャベツ。
葉脈が左右対称のものを。
丸い形や、左右対称、いずれも野菜が自然のリズムで細胞分裂した証です。
そして、一番大切なのは旬の野菜をいただくこと。
旬のものはそれ自体に力があるので、
肥料や農薬を吸収しなくても健やかに育つのです。
自然栽培、有機栽培と栽培法にこだわるより、
旬の力のあるお野菜をいただきましょう。
そのための目利きの目安としての、内田流8ヵ条です。
さて、本年もみなさまに大変お世話になりました。
今年は「内田悟のやさい塾」春夏編、秋冬編と2冊の本を出版、料理教室のスタート、やさい塾ブログ、フェイスブックの本格始動などやさい塾プロジェクトにとって、本当に実りの多い一年となりました。
これもひとえに野菜を愛してくださるみなさまのおかげです。
いつも温かい応援をどうもありがとうございます!
内田とスタッフ一同、心より御礼を申し上げます。