一流シェフのための
青果店「築地御厨」

やさい塾は、毎月第一土曜日の昼下がりに行われています。
内田さんの野菜のお話と、旬の野菜プレートを一緒に楽しんでいただく充実の２時間です。

さて、気持ちいい五月晴れに恵まれた今月のやさい塾。

まずは築地御厨（みくりや）の独身イケメンマネージャー、しゅうまさんが今日の旬野菜についてお話してくれます。

まずは、旬真っ盛りのアスパラガス。

空豆や絹さやの豆類。

そろそろ名残（旬の後半）を迎えて、皮の張ってきたトマト。

そして、本日のスペシャル野菜は、
しゅうまさんのお父さまが北海道から送ってくださった天然物のたらの芽です！
北海道はやっと雪解けを迎え、お父さま自らが山に入って採ってきたものです。
フライにすると絶品！！

立派ですね～！
（こちらは後日、賄いごはんにも登場しました。野菜だけの天丼 、最高です。）

こうしたお野菜たちは最後にお買い上げすることが可能です。

さて、いよいよ内田さんの登場です。

「日本古来の野菜をいくつ知ってる？」

「今が旬の野菜ってな～に？」

「旬には、走り、盛り、名残があるのを知っていた？」

というお話に始まり、

・農業の歴史
・慣行栽培、有機栽培、自然栽培の違い

と話は広がってゆきます。

だんだんヒートアップしてトークが熱くなる内田さん…

司会進行役のみよしさんとの掛け合い漫才のようなやりとりも必見です！

そろそろお楽しみの旬の野菜プレートの準備が整ったので
一休みしましょう。

本日の最年少ゲストは、なつちゃん、２才！
アスパラをぱくり。

空豆のスープもお気に入り。

「おいしいからママも飲んで！」

とママにもカップを差し出すとってもやさしいなつちゃんでした。

さて、おいしい野菜でお腹が満足したところで、後半がスタートです。
実際に野菜を手に取りながら、「野菜の目利き８ヵ条」をご紹介していきます。

「野菜は、丸いものを選ぶんだよ」

「野菜の緑は淡い方がいい」

「大きすぎない、でも、ずっしり重いのがいいよ」

「葉脈は左右均等だよ」

「じゃがいもは、でこぼこしたものがいい。芽が多いのは生命力の強い証

「腐る野菜じゃなくて、枯れる野菜を選ぶんだよ」

そして、大切なのは「旬の野菜をいただくこと」。

旬の野菜は野菜自体に力があるので、農薬や肥料を吸収しなくても育つんだよと。

一年を通して旬の野菜をいただけば、それは自然のサプリになると。

最後に「やさいの本」にサインしてもらうなつちゃん。

「なつちゃんへ

　　ありがとう。

　　自然の中で

　　良いことを見つけてね。

　　　　　　　　　　　　　内田　悟」

なつちゃん、野菜をたくさん食べて大きくなってね。
また遊びにおいで。

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